時折、お守り代わりとして宝石の購入についてご相談を受けることがある。
これを買ってみようと思うのだがどうか、とか、どんなものを購入すればいいかわからない、など。

実はこの誕生石というのは各国の宝石商組合が定めたものであり、月と宝石の種類について因果関係はない。
日本でもたかだか40年前に決まったばかりである。
(そのため国によって誕生石が違ったりする)
ただし由来は大変に古く、聖書の時代から、誕生石を身につけていると幸運を呼び込むとされていた。

さてパワーストーンや星座石は何なのかというと、前者は誕生月や星座などに関係なく、その人の希望や願いにあわせて選ぶお守りであり、後者は西洋占星術に基づき選定された、星座ごとの宝石、つまり誕生石の星座バージョンともいうべきものである。

お守りとして購入されるのであれば、大体誕生石を購入されると良いとは思うが、もしもピンとこなければ自分の直感を優先した方がいい。
必ずしも誕生石を購入しなければいけないというものではなく、その宝石との相性も優先されるべきだからである。
ちょっとした宝石店にいって隅から隅まで眺めてみるのもまた良い方法であろう。
(それでにらんでくるような店であれば質も知れてくるので購入しない方が良い)

それから、水晶と同じで、高価だから良いというものでもない。極端な話、宝石そのものではなくて、指輪やネックレスに加工された「お買い得な商品」でも構わないのである。
大切なのは購入時にピンとくるものがあったか、これにつきる。

次回はこれらの扱い方について少し触れてみたい。