呪術師になりたいのだが、というお問い合わせは、以前も記事として取り上げた通り、今も昔もよく頂く。
特に何か資格があるようなものでもないから、ご自身で学んでいかれる気持ちがあればそんなに難しいものではない。

ただ、「あなたは誰に学ばれたのか。私もその人について学びたいから紹介してほしい」「学んだところに私も行けるように口添えして欲しい」「●●というところに紹介状を書いてほしい」というものはすべてお断りしている。
本当になりたければご自分で道は切り開くべきであるし、こちらもよく知らない人をいきなり推薦することはできない。

「どんな本を読めばいいか、書名を教えてほしい」「どこの情報が信用できるか分からないので、ホームページを教えるから読んで判断してほしい」というお願いも来る。
本ならともかく、情報の真偽もご自分で確かめて欲しい。私が言ったら信用できる、と頭から思ってしまうのもとても危険なことだ。

呪術師になるならないはともかくとして、何かの道を目指されるのであれば、最初からべったり他人の力をあてにするのではなく、まずは自分から歩み出す気持ちを持ってほしいと思う。
呪術は努力によって学び、知識を深めていく部分が大きい。
失敗や間違いを恐れずに、たくさんの知識に触れていただきたいと思う。